写真や動画、仕事の資料をGoogleドライブに保存しようとしたのに、「アップロード待機中」のまま進まない、エラーが出る、ファイルが見当たらない。そんなときは、慌てて元のファイルを削除せず、どこで止まっているかを確認しましょう。
原因は通信だけとは限りません。Googleアカウントの保存容量、アップロード先の権限、スマホの通信設定、パソコン版ドライブの同期状態などを順に確認すると、問題を切り分けやすくなります。
この記事では、スマホ・PCで共通する確認から、端末別の対処法、解決しない場合の相談先まで紹介します。画面の名称や設定は、アプリのバージョンやアカウントによって異なる場合があります。
まずは症状を分ける:アップロードと共有は別の操作
| 症状 | 最初に確認すること |
|---|---|
| 送信が始まらない・待機したまま | 通信状況、スマホのWi-Fi設定、保存容量 |
| エラーが出る・途中で止まる | 表示されたエラー、ファイルの大きさ、通信、障害情報 |
| 特定の共有フォルダにだけ追加できない | 使用中のアカウントとフォルダへの権限 |
| PCのフォルダでは見えるがウェブにない | パソコン版ドライブの同期状況 |
| アップロードは完了したが相手が開けない | 相手のアカウントと共有設定 |
ファイルをドライブに保存する「アップロード」と、相手にアクセスを許可する「共有」は別の操作です。自分のドライブでファイルを開けるのに相手だけが見られない場合は、Googleドライブの共有方法も確認してください。
共通の確認1:通信とGoogleの障害情報
まず、別のウェブページが開けるか確認します。接続が不安定なら、安定したWi-Fiや別のネットワークで試しましょう。大きな動画は送信に時間がかかるため、進行状況を確認しながら完了まで待ちます。
複数の端末やネットワークでも同じ症状が出るときは、Google Workspace ステータス ダッシュボードでGoogleドライブの障害情報を確認できます。ただし、掲載がないことだけで自分の環境に問題がないとは断定できません。
一時的な障害や接続エラーが疑われるときは、時間を置いてから再試行します。アップロードできたか確認するまでは、端末にある元データを残しておきましょう。
共通の確認2:正しいアカウントと保存容量
複数のGoogleアカウントを使っている場合は、ドライブ右上のプロフィールから、保存したいアカウントを確認します。別アカウントでログインしていると、目的のファイルやフォルダが表示されないことがあります。
Googleアカウントの保存容量は、Googleドライブ、Gmail、Googleフォトなどで共有されています。容量が不足していないか、ストレージ管理画面で確認しましょう。個人用の共有フォルダに自分がファイルをアップロードする場合も、通常は自分の保存容量を使用します。学校・職場のアカウントや共有ドライブでは組織の設定が異なるため、管理者の案内も確認してください。
不要なデータを整理する際、ゴミ箱を空にすると復元できなくなる場合があります。写真を整理する前には、Googleフォトの容量を減らす安全な手順も参考にしてください。大量のファイルを削除した後は、保存容量の表示が更新されるまで時間がかかることがあります。
共通の確認3:アップロード先と権限
共有フォルダだけで追加できない場合、まず自分のマイドライブに小さなテストファイルをアップロードできるか確認します。マイドライブでは成功するなら、元のファイルや通信だけでなく、共有先の権限や組織の制限が原因の可能性があります。
共有フォルダの持ち主に、使用中のメールアドレスと、ファイルを追加する権限があるかを確認してもらいましょう。学校・職場の共有ドライブでは管理者が追加制限を設定していることもあります。権限を得るために、不特定多数への公開設定に変更する必要はありません。
スマホでアップロードできないとき
Android:Wi-Fiだけで転送する設定を確認
Android版Googleドライブには、Wi-Fi経由でのみファイルを転送する設定があります。モバイル通信中に待機している場合は、ドライブアプリのメニューから「設定」を開き、「データ使用量」の項目を確認してください。この設定は、モバイルネットワークを利用できる端末で表示されます。
モバイルデータで転送すると通信量が増えます。契約のデータ容量や料金を確認し、必要に応じてWi-Fiへの接続を優先しましょう。
iPhone・Android共通:別の小さなファイルで試す
- ドライブアプリで使用中のGoogleアカウントを確認します。
- 通信が安定している状態で、小さな写真や文書を1件アップロードします。
- 小さなファイルは成功するのに動画だけ失敗する場合は、元ファイルが開けるか、サイズが大きすぎないかを確認します。
- アプリの更新があるか確認し、必要ならアプリや端末を再起動します。
- 完了後、ドライブ内でファイルを開けるか確認します。
写真・ファイルへのアクセス許可が必要な場合は、端末に表示される案内を確認してください。アプリの削除やデータの初期化は、未送信データを失うおそれがあるため、最初の対処としては避けましょう。
パソコンでアップロードできないとき
ブラウザからアップロードする場合
パソコンではGoogleドライブを開き、「新規」から「ファイルのアップロード」または「フォルダのアップロード」を選べます。まずは小さなファイルを1件選び、完了表示と保存先を確認します。
問題が続く場合は、ブラウザを最新の状態にし、別の対応ブラウザでも試してください。拡張機能が影響する場合もあります。キャッシュやCookieの削除は再ログインが必要になることがあるため、影響を理解してから最後のほうで検討します。職場・学校のパソコンでは、組織のセキュリティ設定を自分の判断で変更せず、管理者に相談しましょう。
パソコン版ドライブで同期が止まる場合
エクスプローラーやFinderのGoogleドライブにファイルを置いた場合は、ウェブ版への直接アップロードではなく、パソコン版ドライブの同期が必要です。アプリを開き、同期エラーの内容、アカウント、通信と端末の空き容量を確認します。
アプリの再起動後も解決しない場合は、パソコン版ドライブの公式トラブルシューティングで表示されたエラーに合う項目を確認します。同期前のデータを削除したり、アカウントを切断したりする前に、元ファイルの保存場所とバックアップを確認してください。
1つのファイルだけ失敗するとき
他のファイルはアップロードできるなら、問題のファイルが端末上で正常に開くかを確認します。サイズが大きい場合は、通信が安定した環境で再試行し、必要に応じて内容を分ける方法を検討します。分割や形式変換を行う場合は、元データを残し、開けることを確認してください。
アップロード先の種類やアカウントには制限があることもあります。具体的な上限はファイルの種類や利用環境で異なるため、表示されたエラーとGoogleの最新案内を確認しましょう。
解決しないときに控える情報
相談するときは、次を整理すると、原因を伝えやすくなります。
- 使っている端末、OS、ブラウザまたはアプリの種類
- 表示されたエラーメッセージの文言
- すべてのファイルで起きるか、特定のファイルだけか
- マイドライブと共有フォルダのどちらで起きるか
- 試した通信環境と対処法
相談先には、Googleドライブのサポート案内や、学校・職場の管理者があります。スクリーンショットを共有する際は、メールアドレスやファイル名など、見せる必要のない情報が含まれていないか確認しましょう。
よくある質問
アップロード待機中は、元の写真を消しても大丈夫ですか?
消さずに残してください。アップロード完了後、Googleドライブ上でファイルが開けることを確認するまでは、元データを保管しておくと安心です。
共有フォルダにアップロードできないのはなぜですか?
フォルダへの追加権限がない、別のGoogleアカウントで開いている、組織の制限があるなど、複数の可能性があります。マイドライブで小さなファイルを試し、共有先の持ち主や管理者に権限を確認してください。
アップロードできたのに相手が見られない場合は?
アップロードと共有は別です。ファイルが自分のドライブに存在することを確認し、相手のメールアドレスと共有権限を見直しましょう。共有設定の手順も参考になります。
まとめ
Googleドライブにアップロードできないときは、
①通信と障害情報
②アカウントと保存容量
③共有先の権限
④端末やファイル
の状態の順に確認します。
小さなファイルやマイドライブで試すと、原因を絞り込みやすくなります。
どの対処を行う場合も、アップロードが完了してドライブ上で開けることを確認するまでは、元のファイルを削除しないことが大切です。
出典
- Googleドライブに関する一般的な問題を解決する
- ファイルやフォルダをアップロードする(パソコン)
- ファイルやフォルダをアップロードする(Android)
- パソコン版ドライブに関する問題を解決する
- Googleのストレージの動作について
Last reviewed: 2026-10-20

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